Ｑ　主な洗浄成分は何ですか？ 　　

ベタイン系とアミノ酸系の洗浄成分のブレンドです。

ベタイン系：『コカミドプロピルベタイン』
天然砂糖大根、麦芽などから作られた天然系の界面活性剤を 使用した洗浄成分です。ベビー石鹸の原料に使われています。

アミノ酸系：『コカミドＤＥＡ』 　　　　　　
ココナッツから採られる油脂（ココナッツオイル）であるヤシ由来の洗浄成分が使われています。


Ｑ　ベタイン系は天然由来成分なのになぜ「合成洗浄成分」と呼ばれているのですか？ 　　

洗浄成分は、「石鹸由来の石鹸洗浄成分」とそれ以外はすべて「合成洗浄成分」に 大別されます。 　　
合成洗浄成分と呼ばれているのは、天然成分をそのまま使うのではなく人工的に合成してつくられる過程から「合成」の名が
付けられています。

Ｑ　合成洗浄成分にはどんな種類がありますか？ 　　

●石油由来（アルコール系）の石油系洗浄成分。市販のシャンプーはほとんどがこの成分です。
ラウリル硫酸など「硫酸系」の成分が良く使われています。
●アミノ酸系
●ベタイン系

Ｑ　ベタイン系のシャンプーの特長は？

洗浄する働き「プラス」と吸着する「マイナス」の両面の性質を持つことから 両性界面活性剤と言われています。

１、 　洗浄力はあるものの毛髪の補修の働きがあるコンディショニング効果を持ち合わせています。　　
２、 きめ細く重厚なしっかりした豊かな泡立です。
　　※泡立ちが濃厚な分、シャンプー剤が残りやすいのでしっかりとすすいでください

３、 ツッパリ感のないしなやかな洗い上がり
４、 化粧品にも使われる程の保湿性を持つ

Ｑ　水で希釈するとゼリー状の塊が出来るのですが・・・

プリクオタニウム１０という植物繊維で、被毛や皮膚に付いても問題ありません。
植物から採れる多糖類（セルロース）で柔軟性に優れたコンディショニング剤としての役割もあり、毛髪や頭皮に吸着し保湿性
を高めます。きしみを防ぐ効果があります。 使う時に容器をよく振るとかたまりは分解し細かくなります。

Ｑ　ノンシリコンなのに「きしまない、ツヤツヤな仕上がり」なのはなぜ？ 　　

天然由来の洗浄成分に加え、生薬で使われている植物、インド伝承の植物など１１種類もの植物由来の成分が被毛と皮膚に
潤いを与えるからです。 また、「プリクオタニウム１０」という植物繊維が被毛に潤いとコンディショニング効果を与えきしみにくく
しています。

Ｑ　植物由来の成分が凝縮されていますが、一番多く配合されている植物成分は？

インド５０００年の歴史があるアーユルヴェーダ伝承の木、「ニーム」の葉から抽出したエキスです。
天然虫除け効果、抗炎症効果、殺菌効果が期待されます。

Ｑ　香りは付けていますか？ 　　

人工的な香料は一切使っておりません。香り付けにはすべて精油を使用しています。 　　
洗浄成分が溶けはじめる時に香りが立ち、最初にマンダリンオレンジの香りがしますが洗い上がりはハーブの香りです。 　　
鎮静効果、リラックス効果を持つ精油を入れていますが、これらは合成の香料でないので２日くらいでほとんど消えてしまいます。 犬の持つ本来の体臭を一つの健康のバロメーターとしたいという考えから体臭を消すくらいの強い香りは付けていません

Ｑ　配合されている精油は？ 　　

マンダリンオレンジ油、ゼラニウム油、ラベンダー油、ローマンカミツレ花油、 パチュリ油です。

Ｑ　ＰＨはどれくらいですか？ 　　

6.5の中性です。

Ｑ　特にどんなワンちゃんにお勧めですか？ 　　

乾燥肌、敏感肌のワンちゃんにお勧めします。

Ｑ　保管する場所は？ 　　

シャンプーの性質上、湿気と高温を避けて保管をおすすめします。