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コラム16  【泌尿器系疾患ってしってますか?】



【泌尿器系疾患について】

愛犬の様子を見ていて、こんな様子が気になる事があったら要注意!

●おしっこをしようとしているけど出が悪いみたいだ
●おしっこの色がいつもより濃い(または薄かったり赤かったり…)

冬は夏に比べて水分摂取量が減って運動不足にもなりがちです。
そんな季節は”泌尿器系”の病気が増えます。


尿中のミネラル成分が結晶化して尿石症を起こしたり、お散歩でしか排尿をしない
というワンちゃんはおしっこを我慢することによって膀胱炎を引き起こしたりします。

そこに細菌が感染すれば細菌性膀胱炎(尿路感染症)になってしまい、ワンちゃん
がとても苦しく、辛い思いをします。

大事な泌尿器

腎臓から尿管、膀胱、尿道までの臓器の総称を泌尿器といいます。
腎臓は血液をろ過して老廃物を排出し、体に必要なミネラル成分や水分を再吸収
することで尿を作っています。

水分が不足して尿の出が悪くなると、このろ過システムがうまく作用しなくなり、
ワンちゃんの体内で異変が起こるのです!
特にシニアのワンちゃんはよく注意してあげてください。


では予防するにはどうしたらよいでしょう。

まず屋内でも排尿ができるようにトレーニングをしましょう。
屋内でも排尿ができるようになると、雨の日や雪の日でも楽になります。

水分をたっぷり飲ませましょう。
運動を多くする、食事の水分を多くする、飲み水にミルクや肉汁などで風味付けをする。
おのようなことによってお水の摂取量を増やすことができます。


でも症状が出てしまったらすぐにお医者さんへ。

尿検査によって病気やいろいろな原因が確定でき、適切な治療が受けられます。

 


ちなみに看板犬ペグ♂はベランダにスノコを置きその上にトイレシート。
小さい頃からここに排尿排便をしてからお散歩に出掛けます。
天候でお散歩に行けない日とかもとても楽チンですよ!